ひょんなことからアフリカへ

ひょんなことからアフリカへ行くことになった男がアフリカから日本に帰ってくるまでの日々を描いた日記。

アフリカ23日目〜モザンビーク編③〜

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ここは成城石井モザンビーク店ではない。

SPARナンプラ店だ。

マラウイにもあったスーパーマーケットSPARがモザンビークにもあった。

品揃えがよい。

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堂々としたキャベツ!

 

 

アフリカに来ると、スーパーマーケットは途端に娯楽施設になる。スーパーマーケットa.k.aアミューズメントパークだ。

360度、食べ物や飲み物、日用品などがぐるりと所狭しに並んでいるのを見るだけでテンションがぐっとあがる。

日本じゃこのようなスーパーは当たり前に存在するわけだが、アフリカで見るのは別格だ。「山頂で飲むコーヒーはうまい」理論と一緒である。アフリカで見るスーパーは楽しい。

 

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直訳すると「白米」だが、これだけでテンションは、お腹が空いた日の夜ご飯がハンバーグだったときぐらいあがる。

 

 

 

さて、今日はモザンビーク世界遺産モザンビーク島に行く。

そしてなんと、泊まっていたバックパッカー宿にいたひとりのオーストラリア人(昨日列車でも一緒だった)とフランス人カップル、そしてぼくらの計5人パーティーで、同じミニバスに乗ってモザンビーク島を目指すことになった。

こういうRPG的なノリの合流ははじめてなので、なんだかテンションが上がっている。

 


しかし、トヨタハイエースといえども、運転手含め総勢25人+大荷物で150kmを移動しようとする気概はどこから来るのか。車の供給が足りないのか、彼らにガッツがあるのか、全部まとめちゃいたいという国民性なのか、はたまたこれでも耐えられるハイエースを評価するべきなのか、ぼくにはわからない。少なくとも、車が動き出すまでの準備が、寒い朝に出かけようと思っても全然ベッドから抜けだせないときのそれと似ている。つまり、遅い。動く気配がない。

動けば結構一直線でいくのでまあよいのだが。

現地人も、さながら授業中に寝る生徒のように前方に突っ伏している。


書いていて思ったが、日本の電車はこんなものではないな。ハイエースに25人もたいがいだが、1両に数百人が乗る満員電車は頭がおかしい。灯台下暗し。電車が待ち遠しくない。

 


ミニバスに乗って数時間、15時を前にして、いよいよモザンビーク島に到着しそうだ。いま、目の前には島へと続く一本道が見えている。

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モザンビーク島に着いた。

今日も移動した。

 

たしかに、こぢんまりとしつつも歴史を漂わせる島な雰囲気がある。

しかし今日は観光せず、ゆっくりすることに。

しかもなんと、ナンプラのバックパッカー宿から一緒にいたオーストラリア人とフランス人カップルとぼくらの5人で同じ部屋に泊まることになった!エモい。オーストラリア人のおすすめで、かなりいい感じのホテルだ。

「Cafe Central」というホテル。かなり評価も高い。それもそうだ。たくさんの外国人観光客がいる。部屋もとても綺麗だ。4人部屋を5人部屋にしてもらう際、ベッドを追加してもらったのだが、その際2名がかりで綺麗に整えて、しかもアイロンをつかってピシッとやってくれていたのが印象的だった。

あいにく5人部屋がなかったのだが、ネゴシエーションネゴシエーションをした結果、4人部屋を5人部屋にしてもらった。朝食もつけてもらって、値段は据え置き。交渉してくれたぼくの友人含め、一緒にいた彼らに感謝しています。

 


そんな感じで今日もあっという間に夕方だ。

 

 

 

昨日、友人とスーパーに行ったときチャーハン系の素材を買って、宿でチャーハンっぽいのを作ってくれたのが頭から離れない。友人は料理も作れる。今日明日とモザンビーク島で過ごした後は、再びナンプラに戻り、同じバックパッカー宿に1泊したあと、首都マプトに向けて一気に南下する予定だ。その距離は1500kmとも2000kmとも。しかもバスで向かう予定なので、スーパー遠距離バスである。日本を縦断できてしまう距離だ。モザンビークは広い。おかげで道路整備はまだまだまだまだだ。

 

そういえば、今回の旅行ではじめて「ランドリーサービス」を使った。エチオピア航空のTシャツが汚れで瀕死なので心配だが。。。

これでにおいが消えなかったら、残念だがおさらばすることにする。

 


このモザンビーク島もかなり過ごしやすい。

そして、いま18時だが、もう真っ暗だ。

明日観光することにしよう。

 


あっという間に23日目も終了だ。