ひょんなことからアフリカへ

ひょんなことからアフリカへ行くことになった男がアフリカから日本に帰ってくるまでの日々を描いた日記。

アフリカ34日目〜南アフリカ編⑤〜

今日はホテルからホテルへの移動からはじまった。

バックパッカー的な宿から、バックパッカー宿への移動である。(笑)

移動した先のバックパッカー宿がここ。

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「Curiocity Backpackers」というバックパッカー宿。素敵なところだ。

 

ホテル間は地図だとこんな感じ。

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市内におけるちょっとの移動にも思えるが、1時間30分かかる大移動になった。朝に出たために、ラッシュアワーにも大ぶつかりである。

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朝7時のラッシュアワー

日本の電車と同じである。

ホテルのかあちゃん的ボスのまわし者に送ってもらったのだが、その運転手も「Public Transportが問題だ」と言っていた。

 

結果として、400ランドかかった。「(UberやTaxifyだと高いから)ブラザーを呼び寄せてあげる」と言われたのに、若干それより高かったのは再び解せないものとなった。マジでちょっとした利鞘を稼ごうとする感じがアレだなぁとは思うが、まあ確かにめちゃ混んでいるので、しゃあないと自分で正当化する。

そして着いたバックパッカー宿。

友人はすでに待っていた。4日ぶり程度の再会だ。

 

 


あぁ、寿司が食いたい!醤油を摂りたい!味噌汁がほしい!

大都市にいると、いろいろとアクセスがきくぶん、こうした日本的な欲求もずいぶんと出てきてしまう。

少なくともソマリランドでは寿司を食いたいなんて欲求はなかった。

明日からはケープタウンへ向かう。

同じく大きな都市だから、いろいろある。そして寿司もあるらしい。

 

 

先ほど、ヨハネスブルグ中心部を友人と「歩いて」きた。何かをとられたり、触れられたりというような直接のアクションはなかったが、やっぱりゴリゴリの現地人テリトリーだった。あと、ミニバスが明らかに煽ってくる感じの走り方をしていてむかついた。一度轢かれかけた。あの時通り過ぎるのをやめていれば、ぼくはトヨタハイエースにドンとなっていただろう。

つまり、早足で通り過ぎてよかったということだ。日本と違って圧倒的に車優先の社会である。

歩いた理由は、ケープタウンへ行くインターケープバスのチケットを購入したかったからだ。そして、購入が完了した。

現金で、フルフレキシブルシート、550ランド。明日の午後1時30分にバスに乗り、30日の朝10時に着く。

そう、ケープタウンへの道をつくるために、ヨハネスブルグ中心部を歩いたのだ。

でも、もうあそこはもう行かなくてよい。中心部と思われるエリアに入った途端、明らかに空気が変わり、現地人の数も途端に増えた。ごちゃごちゃ度もさることながら、一気に「アウェイ」になった感じがしたのだ。

明日はもちろんUberかTaxifyを使う。

あんなところを日本人がひとりで歩いて疲れないはずがない。実害はなくとも、精神的にあれはまいってしまう。

 

 

さて、実は今日、久しぶりに友人と合流したわけであるが、同時に、しばしのお別れタイムでもあるのである。友人はこれから(なんと!)イタリアに行く。そこからヨーロッパを1か月ほどぐるぐるしつつだらだらするらしい。そして、またタンザニアで合流する。

ぼくも結局場所が違うだけでだらだらするのは同じなので、やることは同じである。(笑)

たぶんケープタウンには3週間近くいる。吉と出るか、凶と出るか、、、たぶん吉だろう。

喜望峰もあれば競馬場もある。寿司もあるし、他にも結構観光場所がある。しかも、ツイッターではじめましての方からDMがあり、その方も同じくケープタウンに行くんだとか。合流して喜望峰とか一緒に行ければ最高だな。次に泊まるのも、もちろんバックパッカー宿である。なにか出会い的なものがあれば嬉しい。きっとあるだろう。

 

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友人とは最後の晩餐的な感じで、(今日も)肉を食べた!うまかった。ランプとリブアイの肉を300gずつ。うまかった。

なんでもここはヨハネスブルグのレストランのなかでもかなり上位に入るところらしく(トリップアドバイザーいわく)、確かによかった。女子を連れてくればきっと落ちるところだ。まあまず、ヨハネスブルグまで連れてくることが最大のハードルだろうが。

つくづく思うが、肉をたらふく食べた直後に飲むコーラと王将で餃子をたらふく食べた直後に飲む水は本当にうまい。

 

 

さて、ちょうどぼくの友人と入れ替わりで、以前モザンビークで会ったフランス人カップルが来た。彼らからここに止まるとメッセージをもらったので、ぼくも宿泊地を変えたわけである。やはり嬉しい。

そして一緒にご飯を食べに行った。

ここでもローカルな肉料理を食べたので、昨日から4食連続で肉を食べている。最高だ。

彼らは今日が旅行最終日とのこと。明日飛行機でパリに帰るので、だからヨハネスブルグに戻ったのだという。

そうなると、こちらは文字通り最後の晩餐である。

もちろん、またどこかで夜ご飯を共にできることを祈る。よい出会いができたので、久しぶりに少しワインをいただいてしまった。おかげで今よい気分である。そして眠い。

 

というのを書いたところで、ぼくは共有スペースのソファで寝てしまっていた。

ベッドに行けばすぐ寝てしまうだろうから、共有スペースでブログを書こうと思ったら、そこで寝てしまったようである。

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こんな暖炉もあれば、寝てしまうはずだ。

ちなみに昼ごろ暖炉に当たっていたら指に燃えた木が落ちてきて熱かった。

 

起きた時には夜中の1時。3時間ほど寝たようだ。一度も起きなかった。やはりお酒を飲むと寝てしまうな。

結局ブログは書ききれず、いったんベッドへ。

 

そして今は朝5時。

ブログも今、書いている感じだ。

 

少し夢を見ていたのだが、ぼくがアルバイトしている塾の指導者や、昨年行った教育実習で出会った生徒らが現れた。何を暗示しているのかはよくわからないが、とにかく「人に会いたい」気分だったのかもしれない。ぼくはどうやら、お酒を飲むとそういう気分になってしまうのだ。

 

すでに35日目に突入してしまっているが、そこらへんはお気になさらず。

今日からケープタウンへ向かう。

午後以降はひたすら移動だが、何か見つけられたらいいな。

 

それでは、世界一凶悪な都市と言われながらも、実感は「時と場所による」大都市ヨハネスブルグよ、さらば。