アフリカ56日目〜南アフリカ編27、エチオピア編14〜
さて、南アフリカでの滞在も終了だ。
今朝は、テーブルマウンテンで会ったブラジル人インスタグラマーと博物館に行くことになっていたのでさっさと支度を済ませ、3週間お世話になったバックパッカー宿に別れを告げてウォーターフロントへ。
そして集合予定の10時に博物館前に来た。なんでも、彼いわく今日は無料らしく、それならということで行くことになったわけである。
だがしかし、侮るなかれ、ぼくは念のため博物館前のスタッフのおっちゃんに聞いた。
そうしたら、パスポートを見せるよういわれ、次には「あそこでチケットを買うんだ」と。
ん??なんか、無料っぽくない感じだがどうなんだろうか。
さらに念のため、中に入ってもうひとりいたにいちゃんにたずねたところ、「オンリーアフリカン」という答えが。なるほど、そういうことか。
ぼくらは結局今日は無料じゃないらしい。
ブラジル人の彼が言うには、昨日博物館前で女性スタッフに聞いたら「タダよ!」とか言ってたらしいが、、、まあ、これはアフリカではよ〜くあることだ。何はともあれ、予定はなくなった。
ブラジル人の彼と途方に暮れていたところ、フォトスポットがあったので撮ってもらった。
テーブルマウンテンの「T」が抜けてエイブルマウンテンになっている。なんでも出来る山だ。
これが例の博物館。
有料なのに堂々たる出で立ちだ。
そして、彼とはウォーターフロントで別れ、ぼくはひとり因縁の場所へ。
そう、3週間ぼくの腹を満たしてくれた、激安激ウマインディアン食堂「Foodinn」である。
最後はイートイン。奮発してコーラもつけた。
コーラ、13ランドだったのだが、きっと店は9ランドで買ったのだろう。正直でよい。
はやめの昼食も済ませ、ケープタウン空港へ。
少し間は空いたが、食後のコーヒー的なのをやって、飛行機にイン。
なななんと、お隣さんは誰もおらず。
ストレスフリーでいられた。
ちなみに、席にはiPadみたいなのがついており、エンターテイメントに久しぶりに触れることができた。
ちなみに、今回の飛行機は
ケープタウン(南アフリカ)→アディスアベバ(エチオピア)→キリマンジャロ空港(タンザニア)である。
で、6時間30分のフライトを経て、今はエチオピアに着いた。
なんとエチオピア航空、アディスアベバで8時間以上24時間以内のトランジットを挟む場合、無料でホテルを取ってくれるのである!しかもシャトルバスもつけて!うわーーーー嬉しい!
なんとエチオピア再入国。たぶんトランジットビザで。まさかのRe-エチオピアにちょっと興奮である。
そして、今はアディスアベバ市内の、ぼくなら絶対に泊まらないようないい感じのホテル。たぶん日本円で数千円はする、ぼくからしたら高級ホテルだ。いや〜ありがたい。トランジット最高である。
わかりづらいが、アディスアベバのボレ空港である。わかりづらい。
にしても、久しぶりだったからか、飛行機の6時間30分、映画を3本見てしまった。
犬ヶ島→コンテイジョン→ダイハードというラインナップで。(笑)
どれも良い映画だった。犬ヶ島は、ストップモーションのクレイアニメ(昔教育テレビでやっていたニャッキみたいなやつ)で、犬がたくさん出てくる。我が家の犬にめちゃくちゃ会いたくなった。
コンテイジョンは何度も見た好きな作品。監督がスティーブン・ソダーバーグという、オーシャンズシリーズなどを作った強い監督。いろんな登場人物が出てきてストーリーが並行して進んでいく群像劇形式で、未知のウイルス感染のプロセスを現代的なスタイルで描いていく傑作。だから外でサントラを聞くだけ(電車内とかで聞いたらもう咳とかがコンテイジョンのワンシーンに重なってドキドキするくらい)で鳥肌が立つほどよい映画だ。この映画、ラストの1分を見るためにわざわあ飛行機や電車内とかで120分見たほうが絶対に臨場感があって鳥肌立つ。
で、最後はダイハード。もう20年くらい前から、ビデオが擦り切れるほど見た(というか、その時家にあったテレビ放映の映画録画ビデオがダイハード・コマンドー・ゴールデンアイ・プレデターの4本柱だった)大名作。もうテロリストが出てくるだけで笑っちゃうし、どんなシーンかもほぼ全部覚えているくらいなのだが、一番あっという間に見ちゃった感覚になった映画だ。もちろん英語版だったが、吹き替え版の方が見ているし、吹き替え版の方が良作という数少ない映画である。
日本に帰ったら1ヶ月くらいNetflixに登録して映画を見まくろうか。
さて、そんな飛行機の旅も終え、今はエチオピア、アディスアベバだ。
厳密に言えば今日、タンザニアに向けて再び出発する。
お昼過ぎにはキリマンジャロ空港に着き、キリマンジャロ登山で使おうと思っている予定のツアー会社の人が待っててくれるっぽいので、それに乗って滞在予定のモシという場所まで連れて行ってくれる予定。
モシはキリマンジャロふもとにある街らしく、たまたま一緒のホテルになったアメリカ人男性が言うには「グッドシティ」らしい。
まあ、行ってみればわかるはずだ。
もうアフリカ滞在も3週間を切った。
だが、依然として素晴らしい体験が続いている。