ひょんなことからアフリカへ

ひょんなことからアフリカへ行くことになった男がアフリカから日本に帰ってくるまでの日々を描いた日記。

アフリカ41日目〜南アフリカ編12〜

今日は、アフリカに来て「はじめて」の日である。

 


41日も経って新しい体験があるのもなかなかオツなものだが、なにかというと、「雨」である。

しかも、1日中、めちゃくちゃ降った(降っている)。

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ちなみにこれ、朝7時のケープタウン。暗い。すげー暗い。今日は終日どんよりとしたくもり空。分厚い灰色に覆われ、雨が降れば人も全然いない。雰囲気が全く違った。

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夜もずっと降りっぱなし。

23時になってようやく止んだくらいだ。


ちなみに、エチオピアでにわか雨に降られたことはあったのだが、ものの数十分で止み、再び晴天に戻った。また、同じくエチオピアでバス移動中に小雨に当たったことはあったが、終日外に出るのもはばかられるくらい降ったのははじめてである。

今日はひたすらホテルの宿泊人とともに共有スペースでYouTubeを見たり、テレビを見たり(ありがたいことにテニスの全仏オープンがリアルタイムでやっていたので見られたことは嬉しかった。ぼくはテニスが好きである)、すこし小雨になったところを見計らっていつもの激安激ウマインドフードコート「Foodinn」に行ったり、という1日を過ごした。

 


にしても、やはり南アフリカラグビークリケットの国なのだろうか。サッカーも国内リーグがあって地元人いわく結構メジャーらしいが、テレビでは今はクリケットをよくやっている。もうかなりクリケットを見たので、もはやルールを調べてちゃんと見られるようにしてしまったくらいだ。クリケット、結構面白いぞ。ちゃんと見たら。日本でもクリケットを見る努力をしてみよう。

 

 

 

さて、今日は19時まで何にもすることがなかった。というか、雨もめちゃくちゃ降り、脚も筋肉痛&アキレス腱の痛みでまともに動けなかった。今もまともには歩けない。

そんな中、先日ツイッターでメッセージをくれて実際にお会いした日本人の方から「ホテルの近くで会いましょう」との連絡が!

なんでも、彼はあす朝の飛行機で帰国、彼の友人も再びヨハネスブルグへ帰るのだという。最後の夜なわけだ。くわえてもうひとり、休学中の大学生もおり、4人で夜を囲むことになった。ケープタウンに来てこうして日本人で食事をするというのはなかなかオツなもんである。まあ、これまでは「いやいや、外国まで行って日本人と集合って。なんか旅する意味ないでしょ」とかひねくれていたわけだが、こうして現地で会うとそれがそれでそわそわしつつも文化祭の時のノリみたいな感じで、なんだか何でも話せてしまうのである。ヨコでもタテでもない、ナナメの関係というか、ランダム性のある出会いだからこそ変に気構えずにあれこれ話せるのである。要するに、外国で日本人と会うのは意外とよいものである。

ぼく以外の3人はみな、明日でケープタウンを出てしまうらしい。少しさみしいが、それもまたよい。またどこかで会えるだろうか。

 


そんな感じで時間はあっという間に22時過ぎ。先ほど自分のホテルに帰ってきた。時間はもう23時を過ぎた。なんだか時が経つのがはやい。旅をはじめて以来、カウントダウンをしているのだが、ちょうどケープタウンに来た頃、帰国まで残り1000時間を切ったところだったのが、今はもう残り840時間まで来てしまった。あっという間の160時間だ。1週間が168時間なので、ぼくはあっという間にケープタウンで1週間を過ごしてしまったわけである。全然そんな経った気がしないが、それはおもしろいからだろう。

 


まだ行きたいところはある。

まだまだ時間が必要だ。十分すぎるくらいゆっくりしているが、まだ時間が欲しいと思うようにもなってきた。無いものねだりである。

大事にしよう。

 

 

 

アキレス腱も治っていくことを祈ろう。たぶんしばらくはこの怪我と付き合うことになるだろうが、キリマンジャロまでには治したいところである。

 


さて、時間も時間だ。

そろそろ寝よう。

 


ひとつだけ、ぼくはテニスが好きなのだが、いま全仏オープンというグランドスラム(いちばん格の高い大会)がやっており、準決勝でフェデラーナダルという、黄金の組み合わせが成立してしまったのである。

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ちなみにテレビでリアルタイムで錦織対ナダル戦を見られて感激。

いうなれば、フェデラーナダル伝統の一戦朝青龍白鵬。巨人対阪神。レアル対バルサ。とにかく思いつくライバル対決の、テニスにおける最高峰が、フェデラーナダルと考えてもらえばよい。

楽しみである。

 


さて、明日も朝から少し予定がある。

 


今日も少しお酒をいただいてしまい、ほろ酔い状態だ。

バッチリ寝ることにしよう。