アフリカ70日目〜激動の95時間(キリマンジャロ)編②〜
就寝中、なにかしらの理由で何度も起きることには苦痛を感じるの
それがキリマンジャロ登山中ならなおさらである。
ぼくの身体は、昨日の夜ごはんを食べ終わり、寝床についたあたりからおかしくなりはじめた。腹痛はまったくないのだが、腹が「うおおおおお」と鳴りはじめ、トイレが一気に近くなったのである。1度トイレに行って再び寝床についたのだが、、、
「突然の下痢」によるトイレ起床が夜に数回あったところから、2日目ははじ
腹を壊したわけではない。なぜなら、腹痛はまったくと言っていいほどないからだ。食べものに当たったのなら、確実にずきずきとした痛みも襲ってくるはずだ。ぼくはこの下痢の原因をいくつか予想した。
最終的に、おそらく「高山病薬」の服用による
どこかの記事でも読んだが、高山病の薬を飲むとト
そのぶん水もたくさんとっているので、身体の循環はしっかりでき
そんななか、2日目。朝から雨が降っていた。
8時過ぎに出発。持ってきたユニクロのポケッタブルパー
しかしまあ、カンカン照りにもならず、雨も午前中にパラパラと降
ハーフポイントに着いたところで、登山を開始してから24時間が
昨日の夜から発生した下痢の症状はいつ何時も襲ってくる。上でも書いたとおり、腹痛はまったくないので、これはもしかしたら
そして今日の活動をはじめて7時間ほど経った15時過ぎ。
今日の
今日はこの3700メートル地点で一泊するので、呼吸をしている
ホロンボハットから見えるこの絵みたいな頂上は、マウェンジピークという、キリマンジャロにあるピークのひとつだ。ここも5300メートル近くはあり、ぼくらが目指すピークよりは低いものの、難易度は段違いに高いらしい。プロを雇い、政府から認可をもらわないと登られないらしい。
もうぼくらは雲の上の存在である。
そして、こちらが目指す頂上、ウフルピーク。
まだ2000メートル以上あるが、すこしずつ近づいてはきた。
さて、高山病についての話をすると、ここからが高山病にかかるかどうかの話になってくる。翌日から4000メートルを超える標高での活動となるため、身体にも結構な負担がかかってくるわけだ。ひとつの策にして最善の策は、たくさん水を飲むこと。こ
昨日と比べてペースもつかみ、すこし回復したなかで、夕食は、願ってもないライス、そして肉や野菜のカレー状のおかず。このタイミングで馴染んだものが出てくるとかなり嬉し
夕食後はガイドと明日の予定について少し話して、20時過ぎには
これもちょっとアレな話だが、寝ているとき、ものすごい量のおならが出てしまった。しかしこれ
先ほども書いたが、げっぷをしても、もうゆで卵のにおいは消えたのである。つまり今までのげっぷのにおいは、身体中に充満していたガスが
しかし、夜になり、下痢の症状もすこしずつおさまり、おならも出しまくったおかげで、昨日は4回くらい行っていたトイレも、1回のみで済ん
ここにきて、身体が好調になりつつあったのである。
これはかなりの朗報だ。口数も増え、気持ち的にも上向きになっていった。
寝ている時に気付いたが、深く息を吸うと肺や気管支のあたりがツンと痛む感じがす
そんな感じで2日目は終わりを迎え、3日目へ突入する。